バングラデシュにはどんな送出機関があるのか?

2010年代にはバングラデシュからの送出しは認可されていなかった

バングラデシュにはかつてJITCO時代、100以上の送出機関がありました。

しかし、当時の多くの送出機関がしっかり管理をされておらず、日本語学校も併設せず、実習生から多額の報酬を取り、うその情報で日本に来日させ、多くのトラブルを生み、多くの逃亡と難民申請を出してしまうという、暗黒時代がありました。

そのため、日本政府及びバングラデシュ政府は、JITCO時代に登録されていた送出機関を一旦すべて認可取り消しをしました。

そのため、2017年以降、バングラデシュ人の技能実習生は日本に来日することができませんでした。

そしてそれまで活動していた送出機関は送出しをできなくなりました。
それがこれまでバングラデシュ人実習生の来日実績が少ない理由になっています。

(参考情報:JITCOウェブサイト)

https://www.jitco.or.jp/ja/regulation/send/bangladesh/sending_organizations.html

https://www.jitco.or.jp/ja/regulation/send/bangladesh/index.html

 

 バングラデシュ政府は2019年に日本へ技能実習生を派遣する民間の送出機関として新たに11機関を認定しました。これにより認定送出機関の数は2から13へ増加しました。

(参考記事:ジェトロニュース)

https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/07/3011f8d4a3569872.html

 

2023年現在は約70社の送出機関が存在しますが、実際に正常稼働している機関は両手で数えるほどです。また、日本人が運営・窓口を担当している送出機関は数社のみです。

弊社はDaffodilという教育財閥グループの傘下にある送出機関のため、バングラデシュ全国にネットワークを持ち、ブローカーを使わずに実習生候補を集められることが最大の強みです。